海外のキャンプ動画を見ていると、ポーランドポンチョテント型のテントを吊り下げ式?吊り張り?(正式な名称は不明)している方がいます。
見た目も無骨でかっこいい!
これは挑戦するしか無いっ!という事で試してみました。
ポーランドポンチョテントで吊り下げ式に挑戦!
意外と難しいポーランドポンチョテントの張り方
大人気のポーランド軍幕ポンチョテントですが、綺麗に張るのは中々難しいテントです。
きれいなシルエットを出すには、ペグ位置と高さの微調整が必要です。
ポンチョテントの場合、ワンポール式や二股ポール式などがあります。
でも、少しでもバックパック軽量化を考えるとポールは持って行きたくないですね。
吊り下げ式にするとポールを持っていく事も無く軽量化出来ます。
更にカッコいい!
という事で吊り下げ式に初挑戦しました。
吊り下げ式に準備した物
ポール式でも吊り下げ式でも設営の最初は同じです。
吊り下げ式のグッズ
- ポーランドポンチョテント
- グリーンシート
- ペグ
- ガイロープ1(ペグとハトメをつなぐ輪形状の物)
- ガイロープ2(吊り下げ用 1~2m程度)
- 斧、ノコギリ
グランドシートを敷く。
最初にグランドシートを敷きます。
いつも愛用しているのは、ホームセンターで買えるグリーンシートです。
丈夫!安い!タープにもなる!
最高のグランドシートです。
その上にポンチョテントを広げて。
ポンチョテントをペグダウン
後ろ側のハトメからペグダウン。
グリーンシートの真ん中のハトメ位置を目安にしています。
mottoの場合、位置と形を見ながら矢印の4ヶ所を先にペグダウンします。
軍幕用にガイロープの輪っかを準備しておくと便利です。
ハトメも傷めず、軍幕端を立たせて張る事が出来ます。
4ヶ所ペグダウンした状態。
ペグは後で微調整するので仮打ちです。
はみ出たグリーンシートを内側に折り込んで。
残りのハトメをペグダウンします。
ペグダウン完了。
ココまでは慣れると10分程度です。
吊り下げ用の枝を調達する。
野営ならではのポール現地調達。
野営に慣れると、道具が減らせますね。
基本は倒木を活用しましょう。無許可の伐採は厳禁です!
実際に貼る前にイメージトレーニング。
良し悪しが分かりませんが、行けそうです。。
2本の枝を結ぶ
まずは、ポールとなる枝の上端をガイロープで繋ぎます。
ガイロープ端10cm位を枝の中心から出し、キツく横にぐるぐる巻きに。
6~10回巻けたら、枝の縦方向に2回くらい巻きます。
最初に出しておいたガイロープの端と固く結び完成。
枝とポンチョテントを結ぶ。
枝が結べたらポンチョテントの中心に立てます。
ポンチョテントを引き上げて。
枝側のガイロープでポンチョテントの先端をグルグル巻きに。
枝側にテントを引き上げて。
連結完了。
枝位置の微調整をして、中心に結び目が来る様に。
ペグ位置を調整し直して。
ポーランドポンチョテント吊り下げ式の完成。。。
2mの枝を連結して出来た吊り下げ式の張り方。
ポンチョテントの張り、シルエット自体は一番キレイかなと思います。
もう少しピンと張っても良いかなぁ。
なんか変。。
最初は満足していましたが。
『なんか変だぞ。』
原因はココ。
枝とテントの間隔が広すぎる件。
枝の結び目とポンチョテントの頂点はギリギリの方がカッコいいと思います。
多目に見ればいい感じ。。
一番キレイに出来るのはワンポール式でポール長が調整できるタイプ。
でも、室内中心に邪魔なポールが。
そうなると、室内にポールが無い吊り下げ式をマスターする事。
バックショットは雰囲気出てますよね。
大目に見て。
若干、○○吊りみたいに見えてきて。
やっぱり改善が必要です。
反省と対策
実際に張ってみて分かった事。
ポンチョテントの頂点位置を微調整出来るので、吊り下げ式は綺麗に張れる。
ただし、枝の長さはポンチョテントの辺の長さ+10cm位がベスト。
枝の交点とポンチョテントの頂点は重なっていた方が綺麗です。
という事は。。
綺麗に張る対策
①枝を調達したら、ポンチョテントの辺に当てて辺の長さ+10cm位で切りそろえる。
②交差させたら、ポンチョテントの頂点と結ぶ。
これで、全体的なバランスも良くなると思います。次回はこの対策を踏まえて綺麗に張ってみたいと思います!
おすすめグッズ
サイズは3種類。サイズ2(ハトメ2つ)です。人気テントなので売切れ注意!