軍幕マニアは不便を楽しむ。
不便な状況を克服してこそ「漢の野営」と。
でも。。。
夏の虫はシツコイし。。夏の軍幕は蒸し暑い。。(結局、ヘタレ。。)
そこで、気になっていた「FUTURE FOX FOX-BASE」を購入しました。
今回は軍幕マニアの目線でFOX-BASEをレビューしてみたいと思います!
FUTURE FOX FOX-BASEを軍幕マニアがレビュー
今回購入したのは、ポールやガイロープも付属したタイプです。
それでは、付属品のご紹介から始めます!
付属品の紹介
フライシートはバップテントタイプのテントです。
ポリコットン製なので、焚き火も安心。(燃えない訳では無いです!)
ドイツ製のC6撥水剤で処理済みの生地です。
インナーシートはポリ製ですので、焚き火のハゼに注意が必要ですね。
でも、軍幕だとサイズが合わない蚊帳を取り付けて収まらない感じが嫌でしたが、ジャストフィットは良いですね!
ガイロープ8本(二股ロープ2本、サブロープ6本2.3mm)、ペグにゴム製エンドキャップ付き
![](http://camp-motto.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5076-300x225.jpg)
ポールはフライ用1100mm2本、前幕用1500mmポール2本
![](http://camp-motto.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5076-300x225.jpg)
実際に張ってみよう!フライシートを張る
今回は初張りなので、説明書通りに張っていきます。
サイドのジッパーを開けて広げます。
FOXマークは左前に来る様に。
フライシートには1100mmポール2本と二股ガイロープ2本を使います。
![](http://camp-motto.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5076-300x225.jpg)
出来ればアーミーグリーン若くはブラックがかっこいい!
フライソート頂点角の両端ハトメにポールを通して、上からガイロープとエンドキャップを装着します。
ガイロープの自在金具を少しゆるめて仮ペグダウン。
ジッパーを開いたサイドの角度に合わせるとOK!
付属ペグは弱いのでオススメはチタン!
ポールを立ち上げて、ガイロープの張りを調整。
ジッパーを締めます。
ジッパーが開く問題の対策
本来、軍幕は少し弛ませた方がカッコいい。
でも、ピンと張りたいと言うキャンパーは多い様です。
そうすると、サイドのジッパーが開いてしまう問題が発生。
そこでペグ用ベルトと反対側のゴム紐を交差させると開きづらくなります。
サイドのペグダウンが出来たら、前後幕もペグダウン。
ここで1つ改良希望。
ジッパー(YKKでは無い様子)をもっと太いタイプにしてもらえると嬉しいですね。
ペグダウンベルトは張り調整が出来るタイプなので、簡単に綺麗に張る事が出来ます。
軍幕を綺麗に張るには経験が必要。
これは良いですね!
1500mmポールで前幕を立ち上げます。
フライシート張り完了です。
ポイント
1500mmポールでの前幕立ち上げは、居住高さが取れるので移動が楽です。更に雨が前幕上で溜まりにくい!これは良いですね!
各機能を確認!
concosの3way幌布グランドシートが綺麗に収まるサイズ。
軍幕の二股化ブームがありますが、寝るスペースとしてはコレで十分の広さです。
前幕前のスカートは立ち上げ時に前幕延長にも使えます。
ガイロープをスカートループに通してから前幕を立ち上げれば、角度が付けられます。
煙突用の設定も嬉しいですね。
150mm煙突まで対応出来る様です。
注意ポイント
煙突設置には45度の角度が付いた煙突ジョイントが推奨です。
私の薪ストーブ煙突は60mmなのでそのまま立てられるかも。
賛否両論がある通期窓。
真夏軍拡の蒸し風呂を経験するとありがたい通期窓です。
デザインはミリタリー感があって雰囲気良く好きですね。
軍幕には無いスカートは虫の侵入を防げるので便利です。
巻き上げ収納も可能です。
サイドウォールは開閉可能。
![](http://camp-motto.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5076-300x225.jpg)
晴れた時はサイドウォール収納スタイルが良いですね。
風や雨よけとしての効果も大きいです。
ジッパーや開閉可能箇所が多い!
色んな箇所が開閉や巻き上げ収納できるこのテントは、環境に合わせて変化させる事が可能です。
意外と野営地向きのテントだと思います。
設置スペースの確認
キャンプ場だと問題ないですが、野営地では設置スペースの確認は大事です。
インナーシートを装着!
次にインナーメッシュを設置します。
設置はとても簡単。
上は小さいタイプに接続。
後ろ側には大きいタイプで接続。
メッシュ上の真ん中は巻き上げ用もしくはランタン用?どちらでもOK!
各所を止めた後でベルト張り調整が出来るので綺麗に簡単に張れます。
室内スペースの確認
両サイドは最大900mmのスペースがあります。
就寝時にザックやテーブルの収納が可能です。
前幕を閉じても500mm程度のスペースがあるので、靴を置けます。
野営地でのコンパクト張り
野営地ではフルサイズで張れない事も多いです。
そんな時はサイドをコンパクトに。
コレで木を避けてコンパクトに張る事も可能ですね。
実際に使ってみての感想
軍幕より拡張性・可変性も高く、居住環境は快適です。
前幕の高さも十分あり、窮屈さは感じません。
今回のキャンプでは、撥水性能も確認できました。
通気口やポールハトメ部分からの雨漏りはしますが、タープを張れば問題なしです。
![](http://camp-motto.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_5076-300x225.jpg)
軍幕の雰囲気と機能性を考えるとオススメのテントだと思います。
心配なのは。。軍幕を使わなくなりそうで怖いです。
ご紹介したアイテム
白いガイロープはちょっと。。アーミーグリーンかブラックが似合う!
付属ペグは心もとない。チタンペグなら安心!