campと言えば、刃物の準備は欠かせません。
薪割りや火起こし、調理など。テントや焚き火台と同じぐらい重要な装備です。しかし、ナイフと言っても沢山の種類があります。
どれを選べば良いか悩む所です。
そこでオススメなのが調理用ナイフの定番『OPINELナイフ』です。ココではそのオピネルナイフを選ぶポイントや購入した時に最初にやる儀式などをご紹介します。
Camp調理の定番ナイフ『OPINELナイフ』
調理用と薪用は別?
調理用と薪・火起こし用のナイフは別に用意する必要があるの?と言う質問を受ける事があります。
これが僕の回答です。
確かにナイフ一本でキャンプ出来れば、無骨でカッコいいと思います。
しかし。
分厚い刃では調理しづらい。。
薪割り(バトニング)に使うには刃厚が無いと折れてしまいます。
そこで、調理用(薄刃)と薪・火起こ用(厚刃)の2本あると便利だと思います。
参考
刃のサイズはバトニング用にしても調理用でもベテランキャンパーになる程、小さいサイズが好まれるようです。
ブッシュクラフトにしても小さいサイズが使い易いです。
OPINELナイフをススメる訳
オピネルナイフはとても刃が薄く、切れ味が良いナイフです。
価格もお手頃で、サイズも好みに合わせて選べます。
刃のタイプはステンレスとカーボンがありますが、手入れが簡単なのはステンレスかなと思います。
切れ味は個々の嗜好によると思いますが、チャンと手入れするとステンレスの切れ味も最高です!
ちなみに僕は#7ステンレスを使っています。#7~#9あたりがおすすめサイズです。
更に折りたたみ式なので収納サイズもコンパクトです。カトラリー(フォーク・スプーンなど)と一緒に入れておく事も出来ます。
更に食べる時の肉などを切るナイフとしても使えるサイズなので、調理から食事までをこなせます。
OPINELナイフ購入後の儀式1 買ったままでは切れない。
ナイフだけでなく、斧なども購入時には刃研ぎが完了していない商品もあります。
OPINELナイフもその一つです。
購入後に刃を研ぐ必要があります。刃を研いだこと無いなぁ。
と言う方もCamperを目指すなら刃研ぎの技術はマスターしておくべき。
刃研ぎにはその方々のこだわりがありますが、一般的に#600番で粗研ぎして#1000〜#3000で仕上げます。
刃研ぎの角度は10円玉の厚さがベスト
慣れていない最初は10円玉を挟んで研ぎ角度を覚えましょう。
中々難しい角度ですが、この鋭利さがOPINELの持ち味です。
更に#1000で同じ角度を維持して仕上げます。
新聞紙をサーッと切れたらOKです。
なるべく、まな板の上でカットする様にして。
OPINELナイフの購入後の儀式2 柄の防水処理をする。
OPINELナイフの特徴が無垢の柄です。
しかし、防水処理はされていないので乾性油(エゴマ油や亜麻仁油など)を柄に浸透させる防水方法を行います。
最初に刃とロック機構を外して柄のみにします。
木部にオイルを浸透させると膨張して刃の動きが固くなります。なので先に刃の取付部を削っておく必要があります。
参考
乾性油とは、塗布後に乾燥してサラサラになる油のことです。食品コーナーで販売している亜麻仁油でOK!
手斧の柄や様々な木製キャンプ道具の防水加工が出来るのでキャンプ手入れ用としてひと瓶あると便利です。
刃をロックした状態で、刃を持ち上げるとロック部品が外れます。
次に刃を止めているピンを抜きます。
ピンやカバーを傷めない様に慎重に。
個体差もあると思いますが、私の時は中々抜けず大変でした。
頭が抜けたら、ペンチなどで抜き取ります。
分解が出来たら、刃を挟んでいる柄の部分を少しサンドペーパーなどで削ります。
少し緩いくらいで丁度よいです。
削れたら、逆の手順で組み立て乾性油に漬け込みます。
大体、一日漬けておけば大丈夫です。後は乾燥させて磨き上げれば完成です。
ポイント
乾性油とは、乾くとサラサラになる油の事です。
乾性油には亜麻仁油やエゴマ油、クルミ油などがあります。
まとめ
オピネルナイフは、鋭い切れ味で硬い肉でもサッと切れます。普通の調理用としても使いたいくらいの切れ味です。
これからキャンプ用品を集める方でしたら、参考にして頂けると嬉しいです。
ご紹介グッズ
調理用ナイフとするとNo7〜No8位が使いやすいと思います!
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