車載から設営の場合は快適さ重視で大丈夫ですが、バックパックcampの場合は携帯性と快適性のバランスも大事です。
バックパックの場合は特にザックに入れるか外付けする事になります。
そこで、4種類のキャンプマットとバックパック野営の相性について検証します!
バックパック野営に最適なキャンプマットを検証する!
サイバトロンのサイズ
今回検証に使うザックはメジャーなサイバトロン3Pです。
外付けにも対応できるオールラウンドなザックですね。
3Pの場合、サイドポーチ幅も含めて50cmまでは外付け可能です。
落ちる場合もあるのでサイドポーチで挟む方法は取らない事にします。
一番大きいメイン収納スペースに入れる場合は深さが40cmがギリギリです。
幅は13〜14cmですね。
それ以上も入れる事は可能ですが、背負えなくなります。
DESERTWALKER キャンプコット
快適な環境だとコットタイプです。
地面の冷気から離せてベットタイプの快適さは抜群です。
収納サイズも横は長いですが、細いので外付け可能です。
長さ、幅も十分あるので安定感も十分。
ここに注意
ソロキャンプ用テントだと組み立て後に入れる事が出来ない場合もあります。ツーリングドームSTは無理矢理入れる感じに。
しかし、軍幕で使うとなるとこの高さが問題。
アメリカ軍幕やドイツ軍幕であればそのままインストール可能です。
ここに注意
ポーランド軍幕(特にSize1ははみ出ます。)などソロタイプのワンポールタイプはオーバーサイズに。
Naturehike インフレーターマット
インフレータマットは自動膨張してくれるので、エアーマットより設営が楽です。
その中でもコンパクトになりそうかなとネイチャーハイクのインフレーターマットを購入。
二つ折りタイプの長さは32cmなので、サイバトロンザックの深さには対応できます。
ただし、収納時の太さはきっちり空気を抜いても20cmが限界。
幅も長さも十分なサイズです。
ここに注意
ドイツ軍幕で二股化しない場合は、長さが10cm程オーバーです。ポーランド軍幕Size1でもオーバーサイズ
厚さは十分な5cm厚。
体重が偏っても地面に付く事はありませんでした。
(身長170cm 体重70kgの場合)
一番の難点は収納作業です。
特に冬場は固くなっているので、二つ折りにする事も大変でした。
しっかり巻いても20cm。
ザックに入れるのは難しいですね。
OVERMONT エアーマット
携帯性で抜群なのはエアーマットタイプですね。
空気を抜くととてもコンパクトです。
サイバトロンにも余裕で入ります。
メイン収納でもこのコンパクトさ。
クッカー等を入れても余裕があります。
難点は空気入れ。
ここに注意
購入時の謳い文句ではポンプが付いているので簡単に膨らみます!とありますが。。結構長くポンプ押します。狭い軍幕の中で膨らますのは至難の業。。
大きさや幅は安定性抜群。
枕設定もあるので快適さ抜群です。
厚みも十分。
しっかり膨らませると地面に付く事は少ないです。
SOOMLOOM インフレーターマット
携帯性と設置のしやすさのバランスを考えるとSOOMLOOMのインフレーターマット。
サイバトロンザックにもギリギリ厚みOKです。
横にクッカー類を入れても余裕があります。
長さ、幅共にコンパクトサイズです。
厚みは3cmですが、体重70kg以内であれば快適さは確保できます。
ここに注意
身長や横幅がギリギリの場合はご注意ください。厚みも3cmなので体重によってはクッション性が厳しいです。
素材も柔らかめで収納時も意外と楽です。
表面の肌触りも滑りにくく気持ち良い感じです。
最適なキャンプマットは?
ザックに入れて、軍幕で使うとしたら「SOOMLOOM 3cm厚 インフレーターマット」がオススメだと思います。
マットの厚さは3cmと薄いですが冬は枯葉を活用してクッションを増し、夏は装備が軽量になるのでウールブランケット等を追加すればOKですね。
特に軍幕ソロキャンプの場合はテント内が低く狭いのでコンパクト且つ設置のしやすさは大事だと思います。